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せっかく、おだやかな まいにちが もどってきたのに・・・ さいきん、かみなりが よくなって、こわいの・・・ とおくで ゴロゴロゴロ・・・・・ きこえる・・・ (ガタガタガタ・・・) きこえるわ・・・ (ブルブルブル・・・) ハハ:そうだよ!ゆず! 耳ふさいで、「ふふふーん♪」とか 歌うと聞こえないよ、きっと! ゆずそんなこと、 いわれても・・・ もっとなにか、 いいほうほうって、 ないんですか?おかーさん・・・(冷汗)
お引越がだいたい1ヵ月後くらいに迫ってきた。
ちびりちびり、片付けているので、あたふたはしてないものの、 離島からの引越しは、ちょっとすんなりいかないので (台風で船が出なかったらサータイヘン!) 慎重にいろいろと漏れのないように注意せねばっ!! で、ブログも、あれも書いとこう・・・と思っていたものを ぽつりぽつり、片付けの合間に書こうと思う。 で、オススメの本をもひとつ思い出した! ダンナサンの同僚からお借りしたのだが、これまでお借りしてたものとは異色で、 わたしは恥ずかしながら初めて知った名前の作家。 「国銅」 (上・下) 新潮文庫 ・ 帚木蓬生 極上の銅を産出する長門の人足、「国人」。毎日単調な作業である、銅を命懸けで掘り出し、精錬して鋳込む。歯を食いしばり一日を過ごす。星を数える間もなく眠りにつく。都に献上する銅をつくるため、若き国人は懸命に働く。尊敬する兄「広国」、耳も口もきけない優しい相方、「黒虫」。彼らを見守りながらこつこつと石像を刻む乞食僧「景信」。忘れられぬ女性との出会い。。そして故郷を後にし、再会かなわぬことも覚悟して、仲間と共に奈良への旅立ち。大仏の造営の命を受けて・・・生きて帰れるかわからぬまま・・・ 華やかな奈良の都で、国人は大仏造営の作業に打ちこむ。ともに汗を流す仲間たちと友情を築きながら。短き命の娘と、逢瀬を重ね、薬草の知識で病める人びとを救い、日々を詩に詠む。 鉱石に命が吹き込まれ、大仏は遂に完成。そして、役目を終えた国人は―。 なんだか、最初はとっつきにくい歴史小説かしら?と思っていたけれど、 国人の「今を生きる」姿勢、こつこつと目の前にあることに全力で向かっていれば、 誰かが見ていて、また新たな道に導く・・・決して今の生活が豊かになるわけではないけれど、自分の「生」を精一杯生きる、そんなふうに静かにココロに響いたお話だった。 わたしの毎日の仕事は、家事とゆず、わさびのお世話で、とっても単調だけど、 意味があるんだよなぁ・・・ってしんみり思ってしまった、オススメの本。 |
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