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チェリちゃんは朝ひとりでゆずのところに遊びにくる。 ラモ兄もそうだ。 8時から近所の工事が始まって トラックの往来が始まるから たぶん、6時半ぐらいから 放してもらっているんだと思う。 ゆずはそれが実は楽しみなようで おうちに入れていても その時間帯はカーテンを閉めていても 外の気配を気にし、外に行きたいとおっしゃる。 ここ、2日ほどゆずを家に入れたり出したり (そうするとナゼか雨が降らない‥‥) 夜も家に入れてみた。 案の定、チェリちゃんが昨日の朝来てゆずがいなかったせいか 9時回ったくらいに飼主のおばさんが「チェリ~」と探す声が外から聞こえた。 たぶん、遊び相手がいなくて、どこかに行ったのだろう。 夕方、うちのダンナサンが飼主さんに会うと 「駐在さんが届けてくれたさぁ」だそうだ。 どうやら集落までトコトコ誰かについて行ったか、 抱かれていったかはわからないが 駐在さんで保護されたようだ。 おそらく首輪に名前があって、届けてくれたようだが、 『集落の中には「犬を(飼い犬も含めて!)を島から一掃したい、 フラフラ歩いている犬は殺してやりたい」と思う人もいるので、 法律とは別に島の因習もあるのかもしれないが、 十分管理してください』と言われたそうだ。(ノラ猫は別らしい‥ナゼ?) わたしが結婚した頃も、集落で犬は飼えんよ、と言われたことがあって 集落から離れたココを選んだのもそれもひとつあった。 内地の人があまりおおっぴらでないように家で小型犬を飼ったりしていたり。 確かに犬が少ないなぁ、この島は、と思っていた。 でも徐々に庭で犬を飼う島の人も増え、去勢、避妊してないので、 少しずつ島内で数は増えるものの、 いまだそんな考えを持ってる人がいるのには驚いた。 てっきり「吠えるのうるさいから、犬を集落内で飼わないように」と いわれているのかと思った。 ほんとに島の因習なのか、 そのひとが以前に嫌な思いをしたのか、わからないが、 犬嫌いなひとにとっては、落ちてるフンやらにしてもいやだろうし、 散歩中吠えられてもいい気分にならないだろう。 飼主が増えても、まだまだ行政からの指導なども遅れているし。 その人とやらが誰なのか、知りたいけれど‥‥。 チェリちゃん、これに懲りて、ちゃんと繋いでもらえるといいけれど‥‥ はは: ゆず、ときどき 首輪のバックルが外れちゃうときあるけど 遠くに行ったりしちゃだめだよ。 ゆず、首輪なかったら ノラちっく、だもん‥‥心配だよぉ。 ゆず: うぅ~ん‥‥‥ はは: きいてる? ゆずのこと、 しんぱいなんだよ~! ゆず: いろんなものが おちてて さんぽは たのしいなぁ♪ ゆず: ふぅがぁ~っ! おかあさん、 そろそろ かえるぅ? はは: んもうっ!
by yuzu-wasa
| 2006-03-03 08:52
| しまのはなし
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